スペシャライズドでフィッティング(RETUL FIT)を受けた感想を『正直』に言います。
【目次】
1.ご挨拶
2.ブログ復活の理由
3.フィッティングを受けた理由
4.どこで受けたの?
5.フィッティングを受けるまでの流れ
6.フィッテイングに必要なアイテム
7.フィッターの紹介
8.RETUL FIT(リトゥールフィット)とは
9.RETUL FITの流れ
10.所要時間
11.ヒヤリング
12.身体チェック
13.フィッティング
14.カスタム
15.最後に
1.ご挨拶
みなさん、お久しぶりです!燃える!ロードお兄さんことakiです。
「恐縮です」のフレーズでTwitter界隈を賑わた、ブルべ系の動画に登場するあのお兄さんです。
以前はエンデューロレースやヒルクライムレースの記事を書いていましたが、ブログをお休みしていた間は純粋に「自転車で遠くへ行きたい、まだ見ぬ景色と出逢いたい」という気持ちから、どっぷり「ブルべ」にハマっていました。※ブルべとはロングライドの認定イベント
それなので燃える!ロードお兄さん=『ブルべ』というイメージをお持ちの方が多いかと思います。
2.ブログ復活の理由
そんな私が今回、約3年ぶりにブログを再開させた理由はどうしても皆さんにお伝えしたい「体験」をしてきたからです。
その体験とはタイトルでお分かりいただけるように「フィッティング」です!
結論から先に述べますが、感想を正直に言います。
「フィッティングをもっと早く受ければ良かった。フィッティングに感動」ということに尽きます。RETUL FIT(リトゥール フィット)と検索すると本当、同じような感想しか出てきません。
誰でも1度くらいは自分のポジションが気になったり、興味を持った事ありますよね?
そんな気になることをこのブログで「スッキリ」させたいと思いますので是非、最後まで読んでみてください。
3.フィッティングを受けた理由
そんな訳で「フィッティング」について書いていこうと思うのですが、そもそも何故フィッティングを受けたのか?
私の周りにはフィッティングを受けてる方が数多くいらっしゃって前々から興味があったのですが、決して安くはないし、効果が出なかったらどうしよう…むしろ悪化したら嫌だなという気持ちもあり、受けずにいました。私と同じようにそう思ってる方、けっこういるのではないでしょうか…。
冒頭で書いたように長距離ライドばかりしていましたが、幸いにも身体の痛みを感じる事はなく、もしかしたら心のどこかで自己流のセッティングに根拠の無い自信を持っていたのかもしれません。
それなのに何故フィッティングを受けたかと思った理由は…
実は今年の夏、2019年8月にパリで行われるPBP(パリ・ブレスト・パリ)という1200kmのロングライドの大会に出場する事になったからです!
是が非でも良い結果を残したい私は万全な状態で挑めるようにとフィッティングを受ける事にしたんです。※PBP(パリ・ブレスト・パリ)についてはまたの機会に記事にしていきます。
4.どこで受けたの?
今回、フィッティングを受けた場所は「スペシャライズド新宿店」でフィッティングを受けてきました。スペシャライズド新宿店を選んだ理由はスペシャライズドのS-Works RoubaixでPBP(パリ・ブレスト・パリ)に挑戦するためです。
※他メーカーでもフィッティングを受ける事ができるそうです。
5.フィッティングを受けるまでの流れ
基本的な流れは以下の通りです。
①まずは、電話または、店頭にてRETUL FITの予定を確認して予約
②予約を確定
③事前アンケートをメールにて送信
④予約したお店でフィッティング
6.フィッテイングに必要なアイテム
必要なアイテム(持参)は以下の通りです。
①サイクルジャージ
②ビンディングシューズ
③ペダル
④タオル
⑤飲み物
結構、汗をかきます。それなのでサイクルジャージとタオルは必須だと思います。
それと予め飲み物は持っていった方が良いかもしれません。
スペシャライズド新宿店は向かいにファミリーマートがあります。※2019年6月現在
7.フィッターの紹介
いざ、ドキドキしながらお店に入り、予約している旨を伝えると奥のフィッティングルームに通されました。
スペシャライズド新宿店は半個室のフィッティングルームになっており、お買い物に来たお客さんの目線を気にすることなく、フィッティング受けることができるので私のような恥ずかしがり屋さんでも大丈夫です。
そして今回、私の担当をしてくださるのがSBCUの板垣さんです。
8.RETUL FIT(リトゥール フィット)とは
まずは板垣さんからRETUL FIT(リトゥール フィット)について、丁寧に説明して頂きました。
RETULとは大まかに3つの構成となっているそうです。
・センサーの位置関係
・ライダーの感覚
・アセスメント
身体に専用のセンサーを付けて、ローラーを回し、その様子を専用のカメラで読み取りながらリアルタイムにデータを収集して、測定結果から1mm単位で調整をすることで最適な走行姿勢を導き出していきます。
あくまでも身体をバイクに合わせるのではなく、バイクを身体に合わせていくので、必ずその人が持っている能力を最大限に活かす形にしてくれるそうです。楽しみで仕方ありません!
9.RETUL FITの流れ
RETUL FITの大まかな流れは以下の通りです。
①ヒヤリング
②身体チェック
③走行分析
④各調整
⑤フォローアップ
10.所要時間
所要時間についてお聞きしました。大体、3時間くらいらしく、ただTTやトライアスロンはもう少しかかるそうです。※個人差あり
11.ヒヤリング
普段、どんなふうにバイクを乗っているのか、どんな目標があるのか、困ってる事といったことを詳しく聞いて頂きました。
私は今回、1200kmのロングライドに挑戦するのでアグレッシブな前傾ポジションよりもリラックスしたポジションで楽に早く走れるようになるためのフィッティングをお願いしました。
12.身体チェック
サドルの正しいサイズを選ぶために坐骨の幅を図り適正なサドルサイズを調べて頂きました。
次により安定したペダリングができるように土踏まずをサポートするスペシャライズド製のソールを選び、更にカント角の調整でシムを用意して頂きました。
そしてここからがRETUL FITの真骨頂、アセスメントです。体の各部を測定し股関節などの柔軟性を調べていきます。
13.フィッテイング
実際に身体に専用のセンサーを付けると自分がロボットになったような感覚になり、最初は動きがぎこちなかったものの、ペダルを回し始めるとさほど気にはならなくなりました。
そしてサドル高/サドル位置/ステムの長さを微調整しながら、もっとも楽に最大のパワーを出せる位置をパソコンのモニターとにらめっこしながら見つけて行きます。
とは言え、数値だけに頼らずにライダーの感覚も大事なので私はステムを100mmにした時は迷わず「ハンドルが遠い」と伝えて結果的に90mmに落ち着きました。そこは遠慮せずに言った方が良いと思います。一番、感動したのがサドル高とサドル位置の1mm単位の調整で、これも結果的に体重が楽にペダルに乗せられるようになったのが分かりました。決して大袈裟ではなくロードバイク人生で初めてバイクと一体感になれた気がして、快適性が増したような気がします。ロングライドにおいて快適性は何より大切ですからね。そんな微調整を数時間繰り返しポジションが理想形に近づきました。
14.カスタム
実は私に合ったスペシャライズド製のインソール(中敷き)を用意して頂き、土踏まずをサポートしてくれるインソールとなった為、ペダリングしやすくなったのですが、折角なのでカスタムインソールを作ることにしました。
カスタムインソールとは分かりやすく言うとライダーの足に合わせてインソールを成型するので足の裏にぴったりとフィットするシューズができあがるみたいです。
これがまたすごかったです。言葉では伝えきれないくらい履き心地が良くなったので、ぜひとも体感してもらいたいと思います。
15.最後に
フィッティングの話が長くなりましたが、実際乗ってみて、どうだったか?
は、次回のS-Works Roubaix(ルーベ)のインプレッションと合わせてこのブログでお伝えします。
今回、担当して頂きました板垣さんは若さを感じないほど落ち着いていて、頭の回転が早く賢いなと思いました。話して直ぐにそんな印象だったのでフィッティング中の言葉もすんなりと受け入れる事が出来て、ためになる話をたくさん聞かせてもらい、自己流で乗っていて正しいかどうかわからなかった疑問が一気にスッキリしました。なにより雑談交えての楽しい雰囲気だったのであっという間に時間が過ぎて流石だと思いました。決して安くはないかもしれませんが、正確な答えが得られますし、形のないものだからこそお金をかける価値があると私は思います。本当に板垣さんに診てもらって良かったです。
とにかくフィッティングを受けた甲斐がありました。早くブルべで本格的に試したいなぁ。
少しでもポジション改善したいと思ったら、ぜひ一度RETUL FIT(リトゥール フィット)のお試しを!
詳細、料金等については以下のURLよりご確認下さい。
http://specialized-conceptstore.blogspot.com/
Retül展開店一覧
http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/pages/retul.aspx
今回のフィッティングの様子をyoutubeにもアップしていますので、良かったらご覧ください。
https://youtu.be/si2hzP2IKDE